移動中などに見るともなく目に入ってきた看板を見て、「今○○に居るんだなあ」と認知することはありませんか?
街中に設置されている看板は企業や店舗の顔とも言え、そのイメージを周知するデバイスとして多くの役割を担っています。特に観光地などでは都市や地域を象徴するランドマークとしての役割が大きく、景観を配慮した場合などを除き、その性質上個性的なものも多いように感じます。

その代表格が大阪。
大阪では看板そのものが観光の目的となっており、その前で写真を撮るために多くの観光客が訪れる「名所」となっています。

大阪を代表する3つの看板

グリコサイン

大阪を代表する看板としてまず挙げられるのは、道頓堀・戎橋にあるグリコサインではないでしょうか。圧倒的なサイズ感と、電飾看板によって日没以降発光しながら様々変化する背景にインパクトがあり、同じポーズで撮影を楽しむ人々が一年中絶えません。

かに道楽

同じく道頓堀にある「かに道楽」も有名です。動く巨大なカニの看板は開店当時ひと目で「カニ料理屋」であることがわかるよう設置されたもの。白い背景に設置された赤いカニは日の丸をイメージさせる配色となっており、ちょうど復興期にあった日本を元気づけたいといった思いが込められた看板でもあるそうです。

金龍ラーメン

常に行列が絶えないお店として知られる金龍ラーメンですが、赤い建物から緑色のドラゴンが飛び出す看板は躍動感あふれインパクトがあるだけでなく、日本語がわからぬ外国からの観光客にとって非常にわかりやすい目印となっています。

大阪の看板の特長

道頓堀や心斎橋、新世界を訪れると皆さんが一度は目にしたことのある看板が街のあちこちに溢れかえり、さながら日本最大規模の看板の競演を目の当たりにすることに。お店の規模感を問わず共通していることとしてデザインが「3D」「立体的」であることが挙げられます。
また同じ大阪でありながら、梅田を中心とするキタエリアよりミナミエリアに個性あふれる立体的な看板が集まっているのも特長のひとつ。キタが地下街やビル内を中心として立体的に発展したのに対し、ミナミエリアが平面的な立地でライバルと勝負する必要があるため、道行く人の目に止まりやすいようド派手な看板が増えていったようです。

看板激戦区大阪で訴求力のある看板とは

目立ってナンボ…エンタメの街、大阪は看板激戦区です。
わかりやすく斬新なデザインの看板がしのぎを削っていますが、府内全ての街において訴求力を発揮するわけではありません。
フタバ企画では街の雰囲気や目的に合った、最適な看板作りをご提案いたします。